迫力満点!トレインストリートでコーヒータイム
朝起きたら、昨日の頭痛はどうにか治まっていた。
今日はちゃんと水分補給を意識して行動することに。
そんなことを考えながら、ホテルの朝食ブッフェとコーヒーを楽しんだ。

朝食の後、部屋で少しくつろいでから向かったのは、ハノイの人気観光スポット「トレインストリート」だ。

線路の両隣にカフェが何軒も並んでおり、そのカフェのスレスレを電車が通ることで有名な場所
一時期は安全面の問題から封鎖されていたけど、今は再び観光客が訪れられるようになっていた。
grabタクシーでトレインストリートに到着
線路沿いにはカフェがずらりと並んでいて、歩いていると、たくさんの客引きが声をかけてくる。
その中のひとり、少年の客引きに案内されてカフェに入った。

カフェや線路沿いの道もおしゃれに装飾されていて、雰囲気もすごく良かった。

電車が来るまでにコーヒーを注文。値段は70,000ドン(このときのレートで約420円)。
観光地価格ではあるけれど、入場料込みと思えばむしろお得。

そして、いざ電車が通過する瞬間──
あまりの近さに思わず息をのんだ。迫力満点(ちょっと怖い)
これを見に多くの観光客が集まるのも納得のスポットだった。
ブン・チャーの聖地、ダックキムでランチ!
トレインストリートを満喫したあとは、昼ごはんを食べに旧市街へ戻ることに。
昨日は頭痛のせいで思うように歩けなかったから、今日はリベンジ探索。

ハノイの街は、歩いているだけで楽しい。バイクのクラクション、店先から香る美味しそうなニオイ、カオスな配線……この雑多な感じがたまらない。

ベトナムはフレッシュジュースの店が多くある

購入したフレッシュジュースを片手にゆっくりと街を歩く。
僕はこんな時間がとても好きだ

歩いてるとハノイ大教会が見えてきた
「ネオ・ゴシック建築」と呼ばれる建築様式。特徴は突き出た尖塔らしい。
1900年に建立されたので、100年以上前に建てられたということだ、人間の技術力の高さを感じる。

途中、ラブブの偽物を売りつけてくるおばさんにも遭遇。
こういうのも含めてハノイの醍醐味かもしれない。
そんなこんなでランチタイム
「ブン・チャー ダックキム」へ向かう。

個人的にハノイに来たらここはマスト!
ただし注意点がひとつ。店の周辺には“ダックキムもどき”の偽物店がいくつもある。
看板や外観までそっくりで、「こっちが本物だよ!」と堂々と誘導してくるから笑ってしまう。
有名店の周辺に偽物の店ができるのは「ベトナムあるある」だ。
しかも、たまに偽物のほうが美味しいという逆転現象が起こるのがベトナムの面白いところ。
“偽物として怠惰を求めた結果、本物を超えるほどの勤勉に至る”——深い(?)。
話を戻して、ダックキムへ。
混んでいたので待たされるかと思ったら、意外とスムーズに3階席へ案内された。

観光客だけじゃなく、地元の人も多い人気店だ。

注文したのは、焼豚とつくねのブン・チャーに、揚げ春巻き2個のセット(120,000ドン/約720円)。
ビールは25,000ドン(約150円)。ビール安い!!
ほんと、酒飲みにとってベトナムは天国みたいな国だ。

ブン(米麺)をつけ汁に浸けて食べると、甘さと酸っぱさが絶妙に混ざった複雑なうまさ。
炭火で焼かれた肉は香ばしくてジューシー、香草はどっさりで「体に良い!」って細胞が喜んでる気がする。
しかもブンの量がとにかく多い! 食べきらずに残すのが正解かもしれない(笑)。
テンション爆上がり!ターヒエン通りでビール三昧
昼ごはんのあとは、ホテルで少し休んだり、旧市街をぶらぶらしたり。

気づけばもう夜。
昨日は頭痛で夜ごはんをキャンセルしたから、今日はその分まで楽しむぞ!という気持ちで出発。
向かったのは、ハノイの夜を代表するエリア「ターヒエン通り(通称ビアストリート)」。
通りに入った瞬間、爆音の音楽と人の熱気に包まれる。テンションが一気に上がる!
ビールを頼もうとしたら、若い店員がノリノリで「アーユーレディ?」と聞いてきた。
その明るさと勢いがたまらない。若者が多い国は本当にエネルギーにあふれてる。

1軒目を出て、もう少しローカルな雰囲気の店に移動。

豚の揚げ物と焼きそばを注文。
焼きそばはインスタント麺で作られていて、ニンニクがこれでもか!というくらい入ってる。
めちゃくちゃ美味い。ビールが止まらない。

ビールは、ベトナムの定番「ビアホイ」を注文。
値段はなんと1,000ドン(約60円)!
これをがぶ飲みしながら通りの喧騒を眺めるのが、まさに“ハノイ流”の夜の過ごし方。
名残惜しいけどハノイは今日まで。
明日はニャチャンへ移動。
海の街で、また新しいベトナムを感じる旅が始まる。


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