長良川でモクズガニを食す

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こんにちは。IT業界の片隅で19年。

文系IT屋です。

皆さん長良川でとれる食材といえば何を思い浮かべますか?

鵜飼いで有名な鮎を思い浮かべる人が多いと思います。

でも長良川は鮎だけではないのです。

今回は長良川でとれる秋の旬、モクズガニを食べてきたのでご紹介します。

これを読めばあなたも長良川でモクズガニを食べたくなるはず!

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モクズガニ知った経緯

私がモクズガニを知ったきっかけは”東海まち歩きツアー「まいまい東海」”というサイトでした。

東海まち歩きツアー「まいまい東海」
全100コースの東海まち歩きツアー。建築家から能楽師、銭湯の番頭、ドボクの専門家、ブラタモリでお馴染みの都市史学者まで、多彩なガイドがそれぞれ専門のテーマでご案内します。

まいまい東海とは、以下の公式の説明通り、一般的な観光地のツアーではなく独自視点をもつガイドさんが街や風習を紹介するミニツアーです。

暮らしや風習、路地奥の秘密、暗渠に古墳、
不思議な高低差、トマソンから魑魅魍魎まで。

年間を通して開催される
まちの住民がガイドするミニツアーです。

独自の視点を持つガイドさんと歩けば
まちのあちこちに潜んでいた面白さ、
その土地ならではの歴史が
次から次へと浮かび上がってきます。

まちへの愛と教養が身につくと、
日常がもっと楽しくなる。

さぁ、一緒に出かけましょう。

https://maimai-tokai.jp/about/

このまいまい東海のサイトを見ていたら、以下の通り長良川でモクズガニを食べれるツアーを発見しました。

【モクズガニ】男前漁師と水揚げ体験、長良川で獲れたて蒸したて旬モクズガニを堪能

~清流に生きる漁師と魚たちの暮らし、野趣あふれる鮎めし漁師汁に舌鼓~

鮎で有名な長良川、
秋のもう一つの名物”カワモクズガニ”をご存知ですか?
なんと、高級食材”上海蟹”と同系の蟹であり、
天然の川の滋味が凝縮した、ウマすぎる蟹なのですが、
希少でありほとんど流通しておりません。数少ない川の伝統漁法の継承者であり、
鮎を通して料理研究家・土井善晴氏とテレビ共演を果たすなど、
活躍めざましい男前漁師・平工顕太郎さんが長良川の秋の美味しさカワモクズガニをお一人5杯!も提供する
スペシャルすぎる川の味体験ツアーです。まずは川に浮かぶ漁船で、
ワサワサ生きた旬のモクズガニを水揚げ。
そのたくましさに驚きながら、彼らのハサミを封じるゴム縛り!
生きたまま蒸し上げるのが一番美味しいからです。
カニの他、鵜匠の冬の船旅に欠かせない”餌飼い鍋”や
秋の鮎のうまみたっぷりの”鮎めし”と合わせ、
他では食べられない野趣あふれる漁師メシを堪能ください。川辺の木材倉庫を改造した
複合施設”&n(アンドン)”に出店した
平工さんの漁師小屋で一緒になって楽しみながらの漁師メシ。もちろん、
川と共に暮らす他で聞けない漁師トークを織り交ぜながら
自然とともに生きる豊かさを、
ココロとオナカで体感しましょう!

https://maimai-tokai.jp/event/to21d023/

このツアー紹介文を読んで、食べたことのないモクズガニを食べてみたいと思い、早速予約しました。

ツアーの詳細情報

実際に行われたツアーの詳細情報は以下の通りです。

開催日時:2021年11月3日(水・祝)10:00~12:00頃
※開始10分前に集合。
集合場所結の舟ながら川店(&n(アンドン)内) 地図(Googleマップ)  

結の舟ながら川店(&n(アンドン)内) 

・岐阜バス「鵜飼屋」から徒歩6分
・車の場合は近隣の有料駐車場を利用。
私は岐阜駅からバスで行きました。

コースルート【距離:0.3km】 1. 結の舟ながら川店(&n内) → 2.長良川河畔 → 3.結の舟ながら川店(解散)

参加費7,500円(保険料含む) ※昼食付き
※小学生以下は、保護者同伴に限り参加費用不要

ツアーの流れ

集合時間に集合場所の「結の舟ながら川店(&n(アンドン)内)」に向かうと、すぐ近くの長良川の川沿いに集合場所が変わったことが書かれていたので、そちらに移動しました。

そしてこの風景!さすが清流といわれる長良川!川の水に透明感があります。

天気も良く風も穏やかでが最高のツアー日和です。

ツアーの始まりは、川漁師の平工顕太郎さんによる川漁師の生活についての説明から始まりました。(ちなみに 平工顕太郎さんは長良川最年少の川漁師です。そしてイケメン!!)

説明の中では、川漁師どのように鮎を取っているのか、どの時期の鮎にはどのような特徴があるのか、
モクズガニは鮎を食べながら河口にむかって産卵のために移動するなどなど私たちが普段生活している中ではなかなか得ることができない知識を得ることができました。

こういう知らない分野のことを知る楽しみってありますよね。

説明が終わった後は、食事の始まりです。

今回のメインはモクズガニですが、その前に天然鮎が出てきました。

この鮎を平工さんの天然鮎と養殖鮎の違いについての説明や、鵜飼の説明などを聞きながら食べました。

食材についての話を専門家から聞きながら実際に食べれるのって最高のシチュエーションですよね。

今回食べた鮎ですが、過去最高においしかったです。

私も岐阜県民ですから子供のころから鮎は食べてきましたが、今回の鮎は

「あ!この鮎は苔をたべて育ってる!」

と分かるほどはらわたの香りがよく、それがとても美味しかったです。日本酒が絶対欲しくなるパターンです。

鮎を食べた後は、いよいよメインのモクズガニです。

そこで衝撃のアナウンスが!

「モクズガニを生きたまま蒸しますが、暴れないように輪ゴムでハサミや脚を結んでもらいます!」

ツアー参加者みんな驚いてました。

しかし実際にやってみるとこれが面白い。

蟹のハサミに挟まれないように工夫をしながら輪ゴムをつけるのにみんな必死になりながらやってました。

<輪ゴムを付ける前の暴れる蟹>

輪ゴムを付けると身動きが取れない
ツアーのみんなで協力して鍋に
蒸すと真っ赤になる

しっかりと蒸されて皿に置かれた蟹ですが、食べ方がイマイチわかりません。

運営の方から蟹の食べ方の説明を聞いて、その通り蟹をさばきながら食べていきます。

とにかく蟹味噌が最高でした。

また、日本酒もサービスで用意されていてその酒を甲羅に注いで飲むのがとてつもなくおいしかったです。

運営の方の説明によると、上海蟹を紹興酒漬けにして食べるのを習って、このモクズガニを日本酒の古酒に漬けて食べる方法も研究中だそうです。絶対食べてみたい!

蒸し蟹を食べた後は鮎の炊き込みご飯が来ました。炭水化物の美味さよ!

続いて ”餌飼い鍋”

これはその昔、鵜飼の時期を終えた鵜匠達は、次の鵜飼の時期まで船の上で放浪生活をしていたそうです。

その放浪生活の中で、川で採れた食材と物々交換した各地の野菜などを鍋に入れて食べていたとされるものが鵜飼い鍋です。

レシピなどは残っておらず、おそらくこの季節であればこんな食材を入れていたであろうと想像して再現したそうです。

この鍋にも丸々モクズガニが入っているという豪華さ

最後にサプライズとしてモクズガニのトマトクリームパスタも登場!

こんな贅沢なパスタ、お店で食べたらいくら取られるかわかりません。

一通り、食べ終わったら漁に使う船に乗せてもらいました。

このミニクルージングも最高に心地よかったです!

終始楽しく進んでいったツアーですが、一方で川漁師が直面している厳しい現実の説明もありました。

鮎を取っているだけでは生活が成り立たない現実があったり

船についても、船大工の人が90代でいよいよ船を作ったり修理できない時代が来ているそうです。

通常、無垢材の船は10年で買い替えが必要らしいのですが、

船大工が不在という状況の中で平工さんの船も修理しながら30年使っているそうです。

そのような厳しい現実のなかで、創意工夫しながら川漁師という営みしている平工さん 。

とってもかっこいいです。

まとめ

  • 川の食材についてや、川を暮らしの一部としている川漁師・鵜匠についての学びがあった。
  • モズクガニのハサミを封じる輪ゴム縛りで体験型の楽しさを知った。
  • 川漁師の船で長良川をクルージングできるというレア体験。
  • なんといっても最高の風景の中で美味しい食材をおなか一杯に食べれる!

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